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ものすごく今さら感、漂ってますが、あけまして、2009年、おめでとうございます。
のんびり更新が続いてますが、ことしもヒツジ通信を、ドウゾよろしくおねがいします。 毎年、聞き慣れない名前をした年がやってきて、ひとりで戸惑うことになるのだけれど、 ことしは年末に日本を2往復しちゃったこともあり、特にあたふたと混乱してる感じです。 日本で年越しをした後、4日の便でドイツに戻ってきて、5日から仕事はじめだったのですが、 度重なるカラダの移動にアタマのほうが追いつけないまま、ぼんやりと毎日が過ぎています。 さて、何人かの友人・知人のみなさんには既に連絡したことではあるのですが、 4月のはじめに日本へ帰国することになりました。いわゆる本帰国というやつです。 理由はいろいろあるのですが、12月に家族の環境が変わって帰るべき時期になったこと、 ドイツ生活も5年が経って新しいステップに進むべきなのかなと考えるようになっていたこと、 ドイツの社会保障制度などなど、いろんなちいさなできごとが重なっての決断になりました。 いままでは毎日なにか嫌なことがあっても、うん、寝たら直るやー、って感じだったのだけど、 最近はこうして夜を迎えるたびに、ドイツで過ごす時間がまたいちにち減っていくのだと思うと、 毎日を大事に過ごさねばと、ちょっと思いつめてかんがえています。うむ、我ながら重いねー。 離れることになってはじめて、わたしはやっぱりドイツがすきだったんだなあと、今さらながら しみじみとかんじています。いちにち一日を悔いのないように、明るくすごしたいとおもいます。 2009年は変化の年にしたいです。ひたすらに前に進む1年にしたいとおもいます。 <本帰国> 5年というリミットは、フランクフルトに引っ越しした時からなんとなく自分の頭にあったことで、 ここ1年近くは、いろんなひとに相談したり、資格の勉強をしたりということを続けていました。 正直なところ、その決断は12月に急にやってきて、じぶんでもまだあたまが追いついていない ところがあるのだけれど、いろんな小さな出来事が重なって、最終的な結論に至った感じです。 もともと、ドイツ生活も5年が経ってほぼ不自由なく生活するようになり、新鮮味のようなものが 欠けてきてしまったこと、ドイツ生活に慣れてわたしのなかの日本人的なアイデンティティーの ようなものが気付ないうちに揺らいでいくこと、日本人として「世間ズレ」していくことに危機感が あったこと、日本でやり直すなら、5年というのが最後のチャンスであるような気がしていたこと、 またドイツの社会保障制度上、5年以上の就労滞在は手続きが変わることなども重なりました。 じぶんにとって、一体いちばんなにが大事なんだろう、そんなことをよくかんがえた1年でした。 精神的にゆとりのある生活、仕事やキャリア、家族、恋人、たくさんの友達、趣味や生きがい、 ドイツの生活は居心地がいいし、外国人としての暮らしはストレスも少なくて毎日気ままだけど、 同時に、しがらみのない今しかできないなという思いもあって、なんとなく宙に浮いてるというか、 このままじゃいけないぞ、そろそろ地に足をつけないといけないぞ、という思いもずっとあって。 わたしは自分の力でドイツにやってきて、自分の意思で日本に帰るのだから、 なにか明確なきっかけのようなものを掴んで、後悔しないような選択をしたかった。 5年が経とうとしている今でも、正直なところ、その明確な答えはみつからないままだけれど、 学生じゃなく、社会人として自分のちからでドイツを感じることができたことは、わたしの中で 確実に糧になったし、その成果を見極めるべき時間はもう十分に過ぎたんじゃないかと思う。 だとすれば、このまま甘い生活に流れるのではなく、いま自分が感じている危機感のような ものを大事にして前に進むべきだし、やっぱりちゃんと進みたいなと、今はおもっています。 ほんとはこうゆうの全然語らないで、さらっとスマートに帰るのがかっこいいんだろうけどね、 毎度モヤモヤのヒツジなので、やっぱり今の自分の素直な気持ちを綴っておくことにします。 ドイツのみなさん、3月いっぱいはドイツにいますので、ゼヒゼヒあそんでやってね。 日本のみなさん、これからまたよろしくおねがいします。
by schafmann777
| 2009-01-12 20:42
| 節目/きねんび
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